2012年5月 2日 21:03
こんにちは。院長の佐々木です。
GW、皆さんゆっくりされてますか?
当院は、4/29~5/2まで通常通り診療してまして、休み中しか来院出来ない患者様のフォローをしてました。
ちなみに、5/6(日)は日曜日ですが、夜8:00まで診療しております。
午前中はすでに予約が埋まっておりますが、午後~夜は空いておりますので、長年の痛みや、コリで悩んでいる方は、当院のトリガーポイント鍼治療をオススメします!
さて、今回のテーマですが、最近来院された患者様の症例について書いてみます。(やや専門用語が多くてわかりづらいと思いますが・・・すみません)
中年の男性の患者様で、転倒して右肩を痛めました。
そして当院を受診。
理学テストとエコー(超音波画像観察装置)で患部を診察。
理学テストでは、有痛弧症候(ペインフルアークサイン)陽性、落下テスト(ドロップアームサイン)陽性。
※両テスト共に、肩を動かしたときの痛みの検査です
エコーでは、棘上筋上方(肩峰下滑液包)の炎症所見(ダゥバンサイン陽性)
※肩のクッションの袋が腫れる事です
腱板損傷の疑いがあったのですが、エコーでの腱板の出血は確認出来なかったので、腱板は大丈夫と判断し、鍼治療を行いました。(腱板損傷の疑いが、頭から離れなかったのですが・・・)
2回目の来院時、再度、理学テスト・エコー検査を行いました。
初診時より、有痛弧・落下テストも良化(少し痛みがあるが、自分で動かせる)エコー像でも肩峰下滑液包の炎症が引いていました。
ゴルフも出来たとの事でした。
まだ痛みは有るので、治療は必要ですが、初診での判断は正しかったので安心しました。
エコー診断のおかげです。
治療する上で、その症例が適応範囲なのかを診断する事は、とても難しいですが、とても大切な事です。
エコーは、筋肉や腱を確認するには、とても有効な手段です。
当院は、筋肉や腱を確認して、鍼治療を行っています。
より安全な鍼治療を心掛けておりますので、身体の奥にありトリガーポイントを治療してみてはいかがですか?(ちょっと宣伝なりましたね(笑))
明日から、3日間お休みですが、来院して頂いてる患者様の症状を再度確認し、1日でも早く、良化できる様にしっかり治療プログラムを組み立てる時間になりそうです。
連休明け、リフレッシュして頑張らないとですね。
では、またのブログで・・・(今日来た、ぎっくり腰の患者様の予後が気になるのですが、うまく行ってくれ~)